前回投稿した「夢がある人って羨ましいって話」という殴り書きと内容は近くなりますが、
今回は「なぜ大学進学をしなかったのか」「末摘がなぜこの進路を選んだのか」などのきっかけや夢を詳細にまとめていこうと思います。
私も高校3年間、進路について親に反対されたり、年齢の幼さゆえ出来ないことの多さに圧倒されたりしましたが、自分の憧れだった「海外生活」が目の前の現実として近づいてきています。
私がこの投稿を通じて、将来に悩んでいる方に言いたいことはたった一つ。
「自分のやりたいことに嘘をつかず、時間をかけてでも好きなことを続けること」
勉強でもそうですが、自分のやりたくないことはどれだけ努力しても出来るようにならないし辛いだけ。
もちろん、苦手なことに果敢に挑戦していく力も大事ですが、それを進路に定めるのは違う気がします。
好きなことなら、続けられる。
なにか壁にぶち当たっても、乗り越えられる。
だからこの投稿を読んでくださった方には、少し難しくても、現実味が無くても、自分の一番やりたい道に進んでほしいなと思います。
なぜ末摘は大学進学をしなかった?

自分で言うのもなんですが、私は大学進学できる学力は備えていました。
(すでに留学が決まっていた高3最後の模試で国公立大学B判定)
「つむちゃんの学力で大学行かないのはもったいない」
そう家族にも友達にも先生にも言われました。
それでも私が大学進学しなかったのは、次の二つの理由です。
・大学にかかる費用の割に、大学で学びたいことがないから。
・若いうちにしか出来ないことを全力でやりたいから
大学に行くには国公立大学でも最低500万円以必要です。
給付型の奨学金は条件が難しい上に、少ない額しかもらえません。
また、貸与型の奨学金も、社会人になってから十数年かけて返済しなければなりません。
私の家は貧乏ですらありませんが、大学の資金というのはかなりの大金です。
しかし、私はその大金をかけるほど覚悟をかけて学びたいことは大学にありませんでした。
将来就職したい場所も、職種も夢も決まってないからです。
「でも大学履修は将来就職するのに有利になるから」
そんな理由で大学進学していった同級生も少なくありませんでした。
ここで私が冒頭に話したことにつながってきます。
将来の安定のために自分の一番ではないものを4年間学ぶ時間に価値はありますか?
その答えは人によって違うでしょう。
私の答えは「No」でした。
こんなにも私が時間を大切にしているのには理由があります。
私たちの時間は永遠ではないことを理解しているからです。
中学3年生の頃に、ある社会人の方と知り合う機会がありました。
推し関係で色んな話をしてとても仲良くなったのですが、ある日突然その方はこの世を去りました。
まだ、20代前半でした。
事情を知ることができたのは、その方の妹さんが私にメッセージをくれたからです。
貧困の国を救うために海外ボランティアをしていた先での、不慮の事故だった、と。
そのエピソードは時間を大切にするようになったひとつのきっかけに過ぎず、他にも東日本大震災や不運な別れを17年間で経験したことが、「今あるこの時間を一生懸命に生きよう」という私の信念に繋がっています。
私がこうして元気に、健康にはしゃいでいられる時間は何年あるのか。
それは誰にも分かりません。
明日が当たり前に来るわけではないから、今の私である限りは、自分のいちばん好きなことをしていたい。
それが、私の大学に進学しなかった理由です。
なぜ末摘はこの進路を選んだのか?

大学進学をしないなら、じゃあ何をしよう。
真っ白のキャンバスに何色を重ねるかに苦悩するように、私は自由の難しさに直面しました。
そこで思い出したのは、幼い頃から抱いていた、海外旅行への憧れ。
日本だけでなくて、いつかいろんな景色を見てみたいとテレビの前で漠然と夢見ていたあのときの夢を叶えたいと思いました。
海外に行くのも、たくさん歩けて体力のあるうちにしか出来ない。
そう思い、とにかく海外に行くことを決めました。
最初は高校卒業後、ワーキングホリデーで韓国に行こうと決めていたのですが、高校の担任から
「ワーキングホリデービザは一生に一度、一年しかその国では使えないから、もっと有意義に使ったほうがいい」
とアドバイスをされて、韓国でのワーキングホリデーの準備期間として韓国留学を決めました。
流れとしては
①半年間の語学留学で韓国語検定4級レベルの語学力を身につける(4級が韓国で働くために必要なスキル)
②ワーキングホリデービザで、働きながら一年間、韓国文化やダンスを学ぶ
という感じです。
その先の進路はなんにも決まっていません!(笑)
韓国で実際に生活を送って、韓国が自分に合ってるなと思ったらずっとそこにいるかもしれないし、
合わなかったら他の国にまたワーキングホリデーに行くかもしれないし。
その時その時の自分の最適解を出せば、後悔はしないかな、と未来の自分を信じています。
今ふんわりとですが考えていることは
とにかくどこにいようと自分の好きなことを追求し続けて、いつか自分の表現で人を感動させられるようになりたい。
それはダンスでもいいし、歌でもいいし、文章でもいい。
そのために私は、留学やワーキングホリデーを通していろんな経験を積んで多様な価値観に出会いたいです。
すべての人が後悔しない選択をできるように
今回私の進路を読んでいただいて、珍しいと思った方のほうが多いのでしょうか。
ですが最近はよくSNSでも若い人たちが留学にいったり海外に出稼ぎに行くことも多いですから、このような進路を決める方も増えてくるかもしれません。
私自身も何が正解なのか分からないまま手探りでいろいろなことを始めています。
なので、予想外の失敗や壁に当たると思います。
それでもきっと、好きなことを選んだことには後悔はしません。
「やらなかった後悔より、やった後悔」
やらなかったことは二度と取り返せません。
ここまで読んでくださった方の、背中を少しでも押せますように。
ご覧いただきありがとうございました。
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